内科診療 腎臓内科

腎臓内科

高山病院の腎臓内科

尿蛋白とは、尿中に蛋白が検出された状態です。健康な人でもわずかに蛋白は出ていますが、1日150mg以上持続的に排泄されている場合に蛋白尿と呼び、腎臓の糸球体、尿細管および尿路の障害が考えられます。しかし、尿蛋白は、激しい運動後、発熱後、ストレス、起立後にも一過性に陽性になる事があり、これを生理的蛋白尿といい、病的な蛋白尿と区別しています。はっきり診断する為にも受診をお勧めします。

CKD [慢性腎臓病]の定義
1.尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか
-特に尿蛋白の存在が重要-
2.GFR(糸球体濾過量)<60ml/min/1,73m2と腎機能低下がある。

1、2のいずれか、又は、両方が3ヵ月ほど維持する。

出典元:CKD診療ガイド 日本腎臓学会編(PR) P12

CKDは末期腎不全や心血管疾患の大きな危険因子であるということがわかってきました。そして又CKDの治療が可能になってきた事もわかってきました。
それは今ある治療法を十分活用してCKDを減らし、末期腎不全へ進行することを抑制していくということです。

出典元:CKD診療ガイド 日本腎臓学会編(PR) P19

腎臓内科

月・水・金曜日    9:00~13:00

まずはご連絡をいただき、受診日をご確認下さい。
かかりつけの先生に紹介状(診療情報提供書)を作成頂き、受診時に保険証と一緒にお持ち下さい。

▼お問い合せ先
受付 092-921-4511 (平日:午前9時~午後5時 土曜:午前9時~午後1時)
対象となる症状 及び 疾患:蛋白尿、血尿、むくみ、腎炎、ネフローゼ症候群、急性腎不全、慢性腎不全、尿毒症、慢性血液透析

診療担当医師:高山邦子

私は、内科と血液透析を担当している高山邦子です。
内科の中でも特に腎臓内科が専門です。

会社の健康診断や他の病気で検尿を受け、尿タンパクや潜血が出ていると言われたら一度は腎臓内科を受診してください。検尿異常は、腎臓の調子が悪いのではないかというサインです。絶対に見逃さないようにして下さい。腎臓はとても大切な臓器ですから、余力がありもし働きが落ちていても何の症状もないことが多いのです。普通の血液検査では腎臓機能が7~8割低下しないと異常値がでてきません。検尿異常と診断を受けた場合は、油断しないでぜひ腎臓内科医にご相談下さい。

腎臓の病気には、腎炎をはじめとしてネフローゼ症候群、腎不全、糖尿性腎症など様々ありますが、いずれも病気が進み腎臓の機能がおちて1/3の力になると「腎不全」状態と呼びます。この「腎不全」が進んで、1/10以下になると「尿毒症」を起こして生命が危険になります。しっかり治療を行わないと慢性化するものがありますので、早期診断治療が大切です。

診療担当医師:山口友美

内科の中でも特に腎臓内科と血液透析が専門です。
患者さんに分かりやすく説明するよう心がけています。
心配なことがございましたらまずはご相談ください。

腎臓内科Q&A

尿蛋白陽性と昔からいわれていますが、自覚症状は何もありません。今後どうすべきですか?
CKDは初期には自覚症状を伴わないのが普通です。自覚症状(全身倦怠感、疲れやすい、息切れ、浮腫、食欲不振など)が出る場合はかなり進行したCKDです。尿蛋白陽性と昔からいわれている方は、まず血清クレアチニン値を測定し、推算GFR(eGFR)を評価する必要があります。eGFRが正常値であっても、今後、eGFR、高血圧、糖尿病、肥満に関して少なくとも年に一度は評価しましょう。
CKDではどのような症状があるのですか?
多くのCKD患者は初期には症状がありません。易疲労感、倦怠感、食欲不振、嘔気、浮腫などの症状はずっと病気が進行してから出てきます。このような症状が出てきてからでは、透析への移行を防ぐことができない可能性が大きいのです。したがって、定期的に尿や血液の検査をする必要があります。特に、尿の検査が重要で、GFR(腎機能)が正常でも、尿異常があれば専門医に相談することが勧められます。

出典元:CKD診療ガイド 日本腎臓学会編(PR) P31