※2024年4月現在

糖尿病療養指導士	2名

入院中の食事は「一般食(常食)」と「治療食」があります。
一般食とは特別な制限のない食事です。
治療食とは病気の治療に必要な制限（考慮）をした食事の事です。

エネルギーコントロール食

糖尿病、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪の高い方)、痛風、高度の肥満、心疾患のある方。
※軽度の腎機能低下にも対応します。

腎臓食

腎機能低下による減塩、低たんぱく食、カリウム制限を必要とする方。

透析食

透析治療を受けている方。

管理栄養士は、一人ひとりの患者さんの病状に合わせた食事内容の提案をし、皆様にご提供しております。
なお、主食は米飯の他にやわらかいご飯とお粥、おかずは刻み食、ミキサー食、ソフト食にも対応しています。

栄養士が中心となり、病院食の基本となる一般食(常食)の献立を作っています。
献立作成には随時実施している皆さまからの食事アンケートで頂いたご意見も参考にしております。

食材を各業者に注文します。
届いた食材は栄養士や調理師の目で鮮度や質に問題はないか厳しくチェックを行います。
その後、食材に応じて適切な環境下で保管をします。

皆様のもとに提供する前に、献立通りに配膳されているか？異物の混入はないか？など栄養士によるチェックを行います。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、最適な温度での食事提供の為に当院では温冷配膳車を導入しています。

3名の管理栄養士(常勤)が食事療法を必要とされている方に対し、外来、入院問わず個別の栄養指導を実施しております。
糖尿病や高血圧、腎臓病のほか、悪玉コレステロールや中性脂肪が高い方、痛風の方が対象となります。
また、化学療法による食欲低下や、高齢による栄養不良、結石の再発予防、間質性膀胱炎などの食事相談も承っております。
御希望の方は、事前に担当の医師または病院スタッフまでお申し出下さい。

実施日時：月曜日から金曜日　
午前9時～午後5時

※予約状況により、ご希望の日時にお引き受けできない場合がございます。

透析患者さんを対象とした集団栄養指導を毎月実施しております。

【テーマ】

• 食事療法の基本
• 食品構成
• 血液検査データの見方
• カリウムについて
  (食材の下処理、含有の多い食べ物)
• リンについて(含有量の多い食べ物、合併症)
• 体重管理(水分の多い食事、塩分)
• 特殊食品について(種類と使い方)
• サンプリメントや健康食品
• 年末年始の過ごし方　　　など