腎臓内科

腎臓内科

高山病院の腎臓内科

腎臓病の多くは「腎臓内科」で診療を行いますが、腎臓や尿路の病気であっても、結石や癌など外科的な治療を要する場合や、排尿障害が起こるような病気は、「泌尿器科」が診療を担当いたします。高山病院は、「腎臓内科」と「泌尿器科」両科の診療が可能な病院です。
当院の腎臓内科は2名の医師が診療に従事しています。血尿や蛋白尿及び血清クレアチニン値の異常を認める患者さんへ早期診断を行います。なお、慢性腎臓病の患者さんに対しては、薬物療法とともに、多職種協同のチーム(糖尿病透析予防チーム)で、食事療法や運動療法に取り組み、腎臓病を悪化させない保存期治療を積極的に行っています。

健康診断等で、検尿異常や腎機能低下を指摘された場合は、お気軽にご相談ください。また、日常の健康状態を詳しく把握しているかかりつけの医師がいらっしゃる患者さんは、「紹介状(診療情報提供書)」をご持参ください。
なお、当院で腎機能が安定していると診断した患者さんは、これまで通りかかりつけ医療機関を受診頂き、双方で連携を図ります。その場合は、当院へ1~6ヶ月に一度の受診をお願いしています。また、腎機能低下が進行した場合は、2~4週毎に当院受診となります。

対象となる症状 及び 疾患
蛋白尿、血尿などの検尿異常、むくみ、(急性・慢性)腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、糖尿病性腎症、急性腎不全、慢性腎不全、末期腎不全、血液透析

診療担当医師:高山邦子

診療担当医師:高山邦子

医師紹介

私は、内科と血液透析を担当している高山邦子です。
内科の中でも特に腎臓内科が専門です。

会社の健康診断や他の病気で検尿を受け、尿タンパクや潜血が出ていると言われたら一度は腎臓内科を受診してください。検尿異常は、腎臓の調子が悪いのではないかというサインです。絶対に見逃さないようにして下さい。腎臓はとても大切な臓器ですから、余力がある為、働きが落ちても何の自覚症状もないことが多いのです。検尿異常と診断を受けた場合は、油断しないでぜひ腎臓内科医にご相談下さい。

腎臓の病気には、腎炎をはじめとしてネフローゼ症候群、腎不全、糖尿性腎症など様々ありますが、いずれも病気が進み腎臓の機能がおちて1/3の力になると「腎不全」状態と呼びます。この「腎不全」が進んで、1/10以下になると「尿毒症」を起こして生命が危険になります。しっかり治療を行わないと慢性化するものがありますので、早期診断治療が大切です。

診療担当医師:山口友美

診療担当医師:山口友美

医師紹介

内科の中でも特に腎臓内科と血液透析が専門です。
患者さんに分かりやすく説明するよう心がけています。
心配なことがございましたらまずはご相談ください。