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栄養管理室 8月ブログ

皆さんこんにちは。

管理栄養士の堤です。

暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか?

今年は例年と異なり注意しなければならないのが『マスク熱中症』です。

新型コロナウイルス感染防止の為にマスクを着用していることが、

熱中症の原因になる恐れがあります。

マスクをしているとのどの渇きがわかりにくいと思います・・

そこで熱中症対策で重要となってくるものが、こまめな水分補給です!

 

ここで気をつけて欲しいポイントは水分の取り方です。

もし間違った水分の取り方をしていると『ペットボトル症候群』

引き起こしてしまう恐れがあります。

 

『ペットボトル症候群』という言葉を皆さんは聞いたことありますか?

 

正式名は「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」といいます。

 

 

スポーツドリンクや清涼飲料水(炭酸飲料など)には

通常100mlあたり5~10g前後の糖分が含まれています。

角砂糖は1個=約4g。もし500ml飲むと角砂糖約6~12個を食べているのと同じになります。

気づかぬうちに糖分を取り過ぎてしまうのです。

 

清涼飲料水を飲む

血糖値急上昇

のどが渇きまた飲む

さらに血糖値急上昇

悪循環になり意識を失う恐れもあります。

 

 

このようなペットボトル症候群は20代、30代に多く、近年では10代、40代以上の中高年にも増えているそうです。

暑い日は特に冷たい炭酸飲料やジュース、スポーツドリンクを飲みたくなることもあると思いますが、そのような時は飲み過ぎ・がぶ飲みは避けましょう!

水分補給には水やお茶など糖分のないものやカフェインの少ない物を選びこまめに飲むよう心がけましょう。

飲物を購入する際、商品の成分表をチェックしてみるといいですよ(^^)

病院1階の栄養指導室前に様々な飲料の見本も展示していますので

是非ご覧になってください~

 

今年の猛暑とともに新型コロナウイルスともうまく付き合っていきましょうね。

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