栄養管理室 11月ブログ
- 2021年12月03日
- 給食部
【世界糖尿病デー】
こんにちは。管理栄養士の境です。
11月14日は世界糖尿病デーです。
糖尿病の脅威啓発のため、世界各地でシンボルカラーの青を使った「ブルーライトアップ」のイベントが実施されています。今年、日本でも約155ヶ所で実施されました。
今年も当院の管理栄養士2名(福岡糖尿病療養指導士)が太宰府天満宮で開催されたイベントにスタッフとして参加しました。
コロナウイルス感染拡大を予防するために栄養相談や無料血糖測定は今年も中止になり、ライトアップのみ行いましたが、青く染まった境内はとても神秘的で、いつもとは違う太宰府天満宮の魅力を感じる事が出来ました。
現在世界の糖尿病患者は4億を突破し、2045年には約7億人に達すると試算されています。成人の11人に1人が糖尿病と推定されています。
糖尿病の怖いところは自覚症状が無いところです。無症状で合併症が進行している場合もあります。
もし糖尿病と診断されたら、食事、運動を基本に生活改善に取り組みましょう。
当院では糖尿病の合併症で腎臓が悪くなった患者様に対し、透析予防管理チームを立ち上げて活動をしています。医師、看護師、管理栄養士、理学療法士、医療事務がそれぞれの立場から、腎臓がこれ以上悪くならないように、そして透析導入を少しでも先延ばしできるようにサポートしています。
ぜひ皆さんも、毎年11月14日の世界糖尿病デーに、家族や大切な人と共に糖尿病について考えてみませんか?
管理栄養士 境