子供のおねしょについて~月の浦クリニック「おねしょについての健康教室開催のお知らせ」
いよいよ入学の時期ですね。
新1年生、ご入学おめでとうございます。
これから学校行事など保護者の皆様は、なにかと忙しくなりますね。
当院は泌尿器科です。
小学生の子供さんをもつお母さんたちが「おねしょが治らないんですが・・・」と相談にこられることが多くなりました。
今回は「夜尿症(おねしょ)」について、泌尿器科医師 増田先生に詳しく伺ってみました。
【夜尿症って??】
夜尿とは5歳以上の小児に睡眠中におこる尿失禁のことで、いわゆるおねしょと言われるものです。
1カ月に1回以上の夜尿が3カ月以上継続するものとされています。
夜尿は恥ずかしいことととらえ、他の人に相談しにくいと考えがちです。
【何歳ぐらいから夜尿症って呼ばれるの?】
おねしょの悩みを抱えている年代別をご覧ください。
下記年齢で、それぞれ夜尿症が見られています。
5~6歳:約15%
小学校低学年:約8%
小学年高学年:約5%
【夜尿症のこども達が抱える悩みって?】
小学校に入ると、クラブ活動、習い事、修学旅行やお友達の家に泊まったりと自宅以外での宿泊行事が増えていきます。
・恥ずかしくてお泊りができない
・おねしょをしてしまったらどうしよう
という、不安を抱えている子も少なくありません。
夜尿症は、現在治療ができる病気です。当院では泌尿器科専門の医師が在籍しています。
相談でも構いません。適切な診察・治療を受けることで少しでもこども達の不安がなくなればと思います。
泌尿器科医師 増田 克明
★・・・・・・・・・・・・・・・★健康教室のご案内★・・・・・・・・・・・・・・★・・・・・・・
4月18日(木)14:00~ 大野城市月の浦にある分院「高山泌尿器科月の浦クリニック」で健康教室を行います。
もし、お悩みの方や近くに悩んでいらっしゃる方がおられましたら、この機会に聞いてみませんか?
女の子、男の子のどちらのお悩みでも構いません。泌尿器科の病気を身近に感じていただけたら幸いです。